~安易に過密都市を目指してはいけない(戒め)~
Simutransでマゾい遊び方をしようシリーズ
マゾトランス講義 その2
~安易に過密都市を目指してはいけない(戒め)~
こんにちはTKUです。
前回はOTRPを使って、道路の交通量を増やすことと、
簡単な信号制御を記事にしました。
今回はそれらを発展させ、より自動車交通都市を成熟させる手段と注意点を
ご説明したいと思います。
- バスを捌け、都市内バス
- バスを捌け、ターミナルに押し寄せるバス
~バスを捌け、都市内バス~
大量に旅客を積んだ特急電車や通勤電車がひっきりなしに到着するターミナル
別の特急に乗り換えることもあるが当然都市内への需要もある。
都市内交通といえば地下鉄がスマートであるが、それでは地面が静かすぎてしまう。
せっかく信号という地上交通の制御アイテムを手に入れたのだからそれを活かしたい。
バスを主役に輝かせようとしたらどう走らせればよいのか
帝鐵舞都駅 1日500台のバスが発着し都市内を結ぶ
バス交通の要は何といっても都市内短距離輸送、これに徹することである。
軽積載量、低速度、高加減速といったバスの特徴は
地道に旅客を集めてくるのに最適といった輸送手段だ。
バスの経路を設定するときは客が乗りすぎない丁度いい輸送量を設定する必要がある。
都市内経路の特徴としてターミナル駅に近づくほど車内は混雑し、
逆に遠ざかるときはどんどん空いていくことが挙げられる。
これは大半の需要がターミナル駅にあるためである。
この場合むやみにバスで都市内すべてを結ぶと駅行きは超満員になり積み残すが
逆に駅から出るバスは最初のバス停で全員降りてあとは空気輸送、
といった事態になりかねません。
それを防止するためには区間区間で適正な輸送力を見極めることが大切です。
ゲーム内で有効なのは現実でもよく見かけますが、
停車するバス停を多くしすぎないこと、ターミナルから郊外各地へ向かって放射状に
経路を伸ばし、停車するバス停も都市の中心部になるほど多くの系統が止まるようにし
中心部からターミナル駅への輸送力不足にならないようにすることです。
なお中心部のバス停にもバスが止まりすぎると渋滞のもとですから
千鳥停車(意味はググって)などで停車する量を調整しましょう。
路線バスの捌け方、系統数を増やして街ほど本数を増やしてあげたい。
~バスを捌け、ターミナルに押し寄せるバス~
さあ順調にバスで乗客をかき集めてきたところですが
ターミナル駅の道路容量は十分にありますか?ターミナルが渋滞すると
渋滞が渋滞を呼び起こし、最悪都市内が渋滞で埋め尽くされることもあります。
それを防ぐためには大きなバスターミナルで効率よくバスを捌く必要があります。
小さなロータリのバスターミナル、頭端式で1マスに収めないのは折り返しの車両重なり禁止縛り
バスターミナルを最大限までまわそうとすればおのずと求めるのは
乗降以外でバスを止めないことです。
その乗降以外での停止が何かといえば簡単に言えばほかの車両につっかえることです。
バス停の空き待ちや交差点の通過待ちなどの要因で発生増します。
バスロータリーの入口と出口をわけることで車両の交差を極力減らし、
振り分け標識で停車場を多く確保することで回転効率をあげることができます。
ぐるぐるロータリー型バスターミナルの簡単な形です。
道路状況でいろんなアレンジが考えられますがとりあえず基本ということで
気を付けたいのが出口を出た時に左折させないところですね、
入口へ向かう赤矢印のバスと経路が被っています。
この場合入口が混雑した際に出口のバスが左折するとつっかえてしまい
デッドロックの引き金になりかねないので極力別の経路を走らせてください。
今回もうちょっと書きたかったんですが、時間的な都合でここまでです。
次回また時間があるときに記事を書きますので今回はこれにて。。。